2019.11コラム

二世帯住宅

目次

現代人の暮らしに
合った二世帯住宅

共働き世帯が定着化しつつある昨今。
仕事と子育ての両立、保育園の待機児童、ダブルケア(子育てと介護の両立)など、さまざまな問題に直面する方が増えています。

そんな中、関心が高まりつつあるのが「二世帯住宅」です。
ご両親との間で子育てを分担する、あるいは、介護が必要なご両親と近い距離で生活をすることで、先のような問題を解決することができます。

また、二世帯住宅の多くは、ご両親が購入しリフォームやリノベーションで作られます。土地代がかからず、新築よりも経済的負担が少ない利点があります。

その他「地域型住宅グリーン化事業」や「ゼロエネ住宅」に関する補助金制度も嬉しいポイントのひとつです。

相続税対策・防犯
にもつながる

<相続税対策になる二世帯住宅>
国が定める税制に「小規模宅地等の特例」があります。

二世帯住宅に関しては「居住用の土地面積=330㎡まで」「居住用と事業用の土地面積では、居住用=330㎡、事業用=400㎡まで」に限り、相続税の評価額を80%減額されるという特例です。

つまり二世帯住宅は、相続税の節税対策にもなるのです。
ただし、区分所有した場合は、小規模宅地として認められないためご注意ください。
例:1階を親世帯、2階を子世代として区分を設けて登記した場合 など

<防犯につながる二世帯住宅>
共働き世帯のみが暮らす家は、家に誰もいない時間をつくってしまいます。
しかし二世帯住宅であれば、ご両親と一緒に生活をするため「完全留守状態」を回避でき、防犯にもつながります。

二世帯住宅の
種類について

二世帯住宅には3つの種類があります。

1. 完全同居型
玄関やトイレなどの共有スペースはもちろんのこと、親世帯の寝室や子世帯の寝室が隣り合っていたりする住宅を「完全同居型の二世帯住宅」といいます。
プライバシーの確保に難点がある一方、家事育児の助け合いがしやすいメリットがあります。

2. 部分共有型
玄関やトイレなどの共有スペースのみ二世帯でシェアし、寝室などのプライベート空間を階・フロアで分けている住宅を「部分共有型の二世帯住宅」といいます。
プライバシーが確保できる一方、生活音や共有スペースの譲り合いなどの問題が生じやすい点もあります。

3. 完全分離型
玄関が2つある住宅など、同じ屋根の下にいながらも生活空間を完全に分けた住宅を「完全分離型の二世帯住宅」といいます。
親世帯と子世帯のプライバシーを確保できるだけでなく、近い距離にいながら、それぞれの生活を送ることができます。
ただし、建設において多額の予算が必要です。

大切な資産として、
将来を見据えた
二世帯住宅を建てる

二世帯住宅を建てるにあたり、考えるべき点は多々あります。
とくに「将来」を見据えた住宅計画は決して欠かすことはできません。

たとえば、親世帯が亡くなった後、空いたスペースをどう活用するのか?

孫世帯が引き継ぐのか?あるいは、賃貸併用型住宅として活用するのか?

住まいは、大切な資産です。
当社では、お客様の人生設計に合わせて、変幻自在な二世帯住宅の設計を考えていきます。

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